メモリアルリングの素材選び|シルバー・ゴールド・プラチナどれを選ぶ?|オーダーメイドの仕方:素材編
- 興田 知子
- 10月7日
- 読了時間: 4分
メモリアルリングをオーダーメイド/イージーオーダーで作るときに大切なのが、素材選び です。
同じデザインでも、素材によって見た目・価格・日常使いのしやすさに大きな違いがあります。
Rinneのオーダーメイドでは、メモリアルリングの素材は、シルバー・ゴールド(イエローゴールド/ピンクゴールド/ホワイトゴールド)・プラチナ の中から選べます。
それぞれの特徴を比較し、選び方のポイントを解説します。

メモリアルリングの素材 ~ シルバー・ゴールド・プラチナ~
・シルバー
・特徴
やわらかい白い輝きが魅力
親しみやすい素材。
・メリット
リーズナブル
控えめで上品な雰囲気
最も加工がしやすく、繊細なデザインに向く
・デメリット
空気や汗で変色(硫化)しやすい
銀アレルギーをおこす可能性がある
定期的なお手入れが必要
※ロジウムメッキ加工について
変色やアレルギーのリスクを軽減するためには、ロジウムメッキ加工 が有効です。ただしメッキは摩擦で薄れやすく、再メッキ加工 が必要になる場合があります。
シルバーの一番の特徴はリーズナブルなことです。
メッキ加工を施せば変色やアレルギーなどのデメリットを抑えることもできます。
ゴールド(イエロー/ピンク/ホワイト)
・ゴールド全般の特徴
・メリット
変色に強く、輝きが長持ちする
耐久性があり日常使いに安心
適度な硬さで加工しやすく、形を保ちやすい
世界的に資産価値が高い
K18以上はアレルギーが出にくい
・デメリット
価格が高い
純度が高いと柔らかく傷つきやすい
・カラーごとの特徴
イエローゴールド:華やかで王道の輝き。
ピンクゴールド:肌なじみが良く、女性に人気。
ホワイトゴールド:落ち着いたモダンな印象。
※ホワイトゴールドは、実際にはわずかに黄みを帯びた金属です。一般的にホワイトゴールドと呼ばれる色味(プラチナのような白さ)に仕上げるためには、表面にロジウムメッキを施します。
ゴールドは価格が高騰しており、3つの素材の中で、2025年現在、最も高価な貴金属になっています。
(昔はプラチナの方が高かったのですが、今は金の方が高価です。)
色の持つ魅力は絶大なので、「個性や色合いを楽しみたい方」におすすめです。
下の画像の指輪は、イエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドの、3種類のゴールドを使用しています。

・プラチナ
・特徴
白く深みのある輝きを放つ。
結婚指輪などにも広く使われています。
・メリット
希少性が高く資産価値がある
変色・変質に強く、長く使える
金属アレルギーが起きにくい
近年、ホワイトゴールドよりは価格が低い。
・デメリット
柔らかいため小傷はつきやすい
プラチナは「一生ものとして安心して毎日つけたい方」に最適です。
加工のしやすさ比較
シルバー
◎ とても加工しやすい
柔らかく、繊細な造形や彫刻が可能
ゴールド
○ 加工しやすい
適度な硬さで形を保ちやすく、美しく仕上がる
プラチナ
△ 加工が難しい
粘り強く、成形・磨きに熟練技術が必要
※Rinneのメモリアルリングを製作している職人は、熟練の技術を持っているので、どの素材でも見事な加工を施します。
選び方のポイント
素材ごとの特徴を踏まえつつ、次の観点から選ぶとスムーズです。
1. 好きな素材で選ぶ
→ 輝きや質感など、直感的な好みも大切。
2. 価格で選ぶ
→ シルバーはリーズナブル、プラチナは中価格帯、ゴールドは高額。
※2025年現在、ゴールドは高騰して、プラチナの価格を上回っています。
3. アレルギーのおきにくさで選ぶ
→ アレルギーが心配な方はプラチナが安心。ゴールドも純度が高いほど安全。シルバーは体質によって注意が必要。
4. 好みの色で選ぶ
→ イエローゴールドの華やかさ、ピンクゴールドの優しい色合い、ホワイトゴールドやプラチナの上品な白色など、普段のファッションや肌色に合わせて選ぶ。

まとめ
価格重視・カジュアル派 → シルバー
(再メッキなど定期的なメンテナンス必要)
色合いやデザインを楽しみたい → ゴールド
(イエロー/ピンク/ホワイト)
一生もの・安心感を求めたい → プラチナ
メモリアルリングは、想いを込めて日常的に身につける特別なジュエリーです。
素材選びは「見た目の好み」だけでなく「価格」「耐久性」「アレルギー対応」まで考えることで、より長く安心して身につけることができます。
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