メモリアルリングの形状アレンジ事例|甲丸リング・平打リングのデザイン応用|オーダーの仕方:形状編2
- 興田 知子

- 10月4日
- 読了時間: 3分
更新日:10月5日
メモリアルリング(遺骨リング)は、遺骨や遺灰を納めて日常的に身につけられる特別なジュエリーです。
基本形状は 甲丸(こうまる)リング と 平打(ひらうち)リング の2種類が中心ですが、オーダーメイド/イージーオーダーなら、ここからさらに多彩なアレンジが可能になります。
この記事では、甲丸と平打をベースにしたデザインアレンジ事例をご紹介し、オーダーメイド/イージーオーダーの魅力を解説します。

基本形状から広がるアレンジの魅力
・甲丸リング(左) … やわらかく丸みのあるデザイン。日常使いしやすく、上品な雰囲気。
・平打リング (右)… シャープで直線的なデザイン。存在感があり、モダンな印象。
この基本をベースに、加工や素材の組み合わせによって表情は大きく変わります。
オーダーメイドの醍醐味は、「自分だけの特別なリングに仕上げられること」 です。

メモリアルリング 甲丸・平打のアレンジ
・甲丸リングのアレンジ事例
・ミル打ち加工
リングの縁に小さな粒模様を施す「ミル打ち」は、アンティークな雰囲気を演出。やさしい甲丸のフォルムに上品さが加わります。
・つや消し仕上げ
表面をマットに仕上げることで、柔らかさの中に落ち着いた印象をプラス。控えめで日常使いに適しています。
・宝石埋め込み
ダイヤモンドや誕生石をワンポイントで埋め込むと、柔らかな印象に華やかさを加えられます。遺骨を納めるリングとして「想いを象徴する石」を入れる選び方も人気です。
※つや消し+宝石埋め込み、ミル打ち加工+つや消し仕上げ+宝石埋め込み といったアレンジも可能です。

上と同じ形状で、素材をゴールドにして、つや消し加工と宝石埋め込みを施すと、このようなアレンジになります。

・平打リングのアレンジ事例
・幅広アレンジ
平打リングは表面が広い分、幅を太くするとより力強く存在感のある仕上がりになります。
・彫り模様
表面に彫刻模様を加えると、シンプルな直線的デザインに立体感や独自性が生まれます。
・テクスチャー加工(槌打ち(つちうち)
表面にハンマー加工を加えるだけでも、表情が一気に変わり、立体感と独自性が生まれます。
・コンビ素材(異素材ミックス)
例えば「ゴールド×プラチナ」「シルバー×K18」のように異なる素材を組み合わせると、モダンで高級感のあるデザインに。平打のシャープさがより引き立ちます。
・文字入れ
平打リングは表面が広いので、レーザー彫刻でお好きなフォントのお好きな文字を彫刻することができます。
まとめ|アレンジで広がるメモリアルリングの可能性
甲丸も平打も、それぞれが持つ特徴を活かしながらアレンジを加えることで、世界にひとつだけの特別なメモリアルリングが完成します。
オーダーメイドだからこそ実現できる「形状×加工×素材」の組み合わせで、あなただけの供養の形を表現してみてください。


































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