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四苦八苦 信じてくれないと救えない


「信じるものは救われる」

某宗教の有名なフレーズですが、

わたし、、

小さい頃から、、

信じないと救ってくれないなんて!

宗教なんだから、

誰でも救いますよー。

ぐらいに懐の広いことを言えば良いのに!

なんて、、

とんでもない誤解をしていました。。

「信じるものは救われる」

というより、

「信じてくれないと救いようがない」

もんね。。

と、最近は思います。

ところで、

宗教って何のためにあるのでしょうか??

某お寺さま曰く、

幸せのためにある!!

そうです。

メジャーな宗教も、

振興宗教も、

好戦的だと言われる宗教も、

お葬式のためにあるんじゃなくて、

多分、始まりは、

信じて集まってくれた人が

幸せになるために、

幸せでいるためにできた、

はず。。

だから

私って、とってもとっても幸せ!

苦しいことも悩みもない!

四苦八苦?

そんなの私には関係ない!

と言う人には

必要がないのかもしれません。

ところで、この

「四苦八苦」という言葉、

仏教用語だってご存知ですか?

四苦は、

生・老・病・死(しょう・ろう・びょう・し)

  • 生まれること。

  • 老いていくこと。

  • 様々な病気。

  • 死ぬことへの恐怖、その先の不安。

八苦は、

  • 愛別離苦(あいべつりく) 愛する者と別離すること

  • 怨憎会苦(おんぞうえく) 怨み憎んでいる者に会うこと

  • 求不得苦(ぐふとくく)求める物が得られないこと

  • 五蘊盛苦(ごうんじょうく)五蘊(人間の肉体と精神)が思うがままにならないこと

※ウィキペディアより引用

だそうです。

とあるお寺さまから

四苦八苦の意味と、

この言葉が仏教の言葉だと教えてもらったとき、

仏教の言葉から日常生活にとけこむほどに、

こういうことを苦しいと思うのは当たり前のことで、

苦しく感じるのは自分だけじゃないんだ、

と、

目からウロコが落ちるほどの発見でした。

苦しいのが当たり前だからこそ、

どう向き合えば良いか、

どう考えたら良いか、

苦しみへの対処法となりえる考え方を知ることで、幸せに生きる道しるべとなる。

例えば、

四苦のうちの死への恐怖の答えとして、

極楽や輪廻という考えを示すことで、

恐怖を和らげることができる。

とはいえ、

そもそもにして、

極楽や輪廻といった考えを、

信じてもらえないと、

この答えは救いにはならない。

だからこそ、

信じるものは救われる

信じてくれないと救えない

なんだろうな、と思います。

天国や極楽、輪廻や来世。

本当にあるのかどうかなんて、

誰にもわかりませんが、

信じるものは、救われる。

この言葉は真理だと思います。


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