プリザーブドフラワー仏花 ~水やりが不要な瑞々しいお供えのお花~


瑞々しい、枯れない花としてプリザーブドフラワーは1991年にフランスで製品化され、

日本では2000年頃から目にするようになりました。

ウエディングブーケ、インテリア雑貨、母の日のプレゼントなどの贈り物など、これまでは若い女性などに人気のあるものでしたが、水やりが不要ながらも、瑞々しさを長く保ち、色鮮やかで美しいプリザーブドフラワーは、故人をお祀りする供花としてもニーズが高まってきています。


Rinneの店頭でも、優しい色合いのプリザーブドフラワーを仏花にして展示販売しています。




RInneオリジナルのプリザーブドフラワー供花です。12月末まで「祈りの花」を集めた企画展を開催中。
RInneオリジナルのプリザーブドフラワー供花




ここで、少しプリザーブドフラワーについてご紹介します。


・プリザーブドフラワーとは

・プリザーブドフラワーの寿命

・プリザーブドフラワーの保管方法

・プリザーブドフラワーのお手入れ

・プリザーブドフラワーをお供えして大丈夫?



【プリザーブドフラワーとは】

英語の「preserved」のことで、保存されたという意味があります。


生花を脱水、色素を抜き、専用液につけて着色、乾燥して出来上がります。

ですので、生花にはない色にすることもでき、色鮮やかな美しい花になるのです。



【プリザーブドフラワーの寿命】

プリザーブドフラワーは、湿度の高い日本では長く保存したい場合少し工夫が必要です。

置く環境によっては、1~2年程で劣化状況が見られる場合があります。

高温多湿の場所に置くと、花びらが透明になったり、プリザーブドフラワーに染みこませた着色液が

染み出してきたり、花がひび割れをおこしたりします。


日本でも日光と温度と湿度を適度に保てば、7~8年は美しい姿を保つことも出来ます。


ですが永遠に枯れないわけではありません、

花びらが色あせたり、ポロポロと落ちるようになったりしたら寿命です。



【プリザーブドフラワーの保管方法】

お水はあげないで下さい。プリザーブドフラワーは湿気を嫌います。

特に、高温多湿の梅雨~夏の時期、保管状況によっては、カビが発生することもございますので、

風通しの良いところに置いて下さい。

また直射日光は避けて下さい。極度の乾燥も花ビラ等の色あせの原因となります。


濃い色は色が移りやすいの、壁、布などに直接あたらないようにしてください。



【プリザーブドフラワーのお手入れ】

ホコリがたまったら、毛の柔らかいチークブラシ等を使って、軽くホコリをはらって下さい。

ドライヤーの冷風で吹き飛ばす方法もあります。


花びらが透けて来た場合は湿気の少ない場所に移動させて下さい、2、3日で色合いが戻る場合があります。

大変デリケートな花材ですので、なるべく触れないようにお取り扱い下さい。



【プリザーブドフラワーはお供えに適している?】

生のお花と同じ美しさを長い期間保ち、水やりが不要でお手入れも簡単なプリザーブドフラワー。

良いところがたくさんありますが、お供えのお花にしても問題ないのでしょうか?


そもそもお仏壇にお花を飾る意味は大きく分けて二つあります。

一つ目は、故人を想う気持ちを花であわらすこと、二つ目は、枯れゆく花を見ることで生命の無常さと尊さを再認識させてもらうことです。

命の儚さや尊さを認識するには生花に勝るものはありませんが、お花が長持ちしない夏場などは、故人を大切に想う気持ちをいつも美しい姿を見せてくれるプリザーブドフラワーに託すのも良いのではないでしょうか。


最近では、お寺の本堂に飾るお花にプリザーブドフラワーを使われるお寺様も増えてきています。

仏教的に考えても、お供えとしてプリザーブドフラワーを用いることに問題がないことの現れだと思います。




モダン仏壇に似合う優しい色合いのプリザーブドフラワー仏花
モダン仏壇に似合う優しい色合いのプリザーブドフラワー仏花