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思い出の写真 ~うさぎさんの終活日記~


めっきり秋らしくなってきましたが、まだまだ家は売れません。。。

先月の末で退職をした主人は、ボランティアでちょこちょこと仕事の引継ぎに出かけて行きます。

これと言った趣味のない主人が時間を持て余した時に良いかなと思い、先日カメラを購入してみました。 

一眼レフなどと言う高価なものは買えませんので、もちろんお手頃価格のデジカメです。

今はフイルムを現像してネガから焼かなくても、スマホやパソコンから簡単にプリントも保存もできてしまうので、大きなアルバムも必要ない時代ですね。

ただ、中高年の域に入り機械について行けなくなってきましたので、直接手に取って目で見られる昔ながらのアルバムも悪くないなぁと思う今日この頃です。

カメラ屋さんもひと昔まえとは違い、店内にパソコンが何台もならび、若い方からお年寄りまでスマホやSD、USBなどの記憶媒体から画像データを読み込み注文をすると10~30分程で普通サイズの写真からA4程の大きな写真までプリントされてそのまま持ち帰れますのでとても便利になりました。

今の時代、どのご家庭でも主役は我が子ですから、カレンダーやフォトブックなどに加工して楽しんでみえるご家庭も多いようですね。七五三の記念写真などはまるでお姫様と王子様のようです。

うちの子供たちの頃はちょうどハンディタイプのビデオカメラが登場してきた頃でした。

今の2~3倍の大きさでとても重かったのを覚えています。液晶画面は無く、ファインダーを覗いていると全体が見えませんので、運動会の時など家に帰ってテレビに接続して見てみたら、よそ様のお子さんを追っていた…なんて事もあり、家族全員のブーイングを受けて凹んだ事もありました。

時間のできた主人に、アルバムに貼っていない写真の整理を頼もうと思っています。デジタルのきれいな画面で見るのも良いですが、少し色あせた写真も味があって良いものだと思います。

アルバムもとても多くの種類が大小様々販売されていますので、私はA5サイズのものを10冊購入しました。1冊に80枚、10冊で800枚入ります。デジタル画像のものも整理してお気に入りの写真はプリントアウトしていつでも見られるようにしようと思っています。のんびりしていると全部終わるのに何年もかかりそうですが、当時の事を思い出しながらの楽しい作業になると思います。

主人と私がこの世を去った後、思わず「ふふっ」と笑ってしまう様な、懐かしんでもらえる様な工夫をして持ち運びに楽なように、邪魔にならない程度の量を残すつもりでいます。ひ孫の代までは残らないのかもしれませんが、その頃にはこの世の人ではありませんので。。。気にしません。

昔の人はすごかったとつくづく思います。

絵や文字で書き残すのは並大抵の作業ではなかったはずですし文化遺産として残っているものを見るにつけ、その知恵と技術のクオリティには感心するばかりです。

当たり前に使っているテレビ・電子レンジ・携帯電話などなど、発明開発された方々もとても素晴らしく、私から見れば「宇宙人」の様な常人をはるかに超えた存在です。

そんな進化する生活用品や車なども写真には写りこんでいるはずですから、一枚の写真で色々と楽しめそうです。以前は少し気が重かった写真の山も宝の山に見えてきました。

うさぎさんの終活日記


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