終の棲家:決断 ~うさぎさんの終活日記~

August 2, 2018

伊豆高原から帰ってきて1週間が過ぎた頃、妹が「母と一緒に暮らしても良いよ」と言ってくれました。
母もそれなら名古屋の方が良いと言う結論に達したようで、今住んでいる家を売り折半でそれぞれ新しい住居を探す事になりました。

話の流れで主人も伊豆高原で良いと言ったと思うのですが、やはり長年勤めた仕事を辞めるのは本心ではどう思っているのか、聞けば「良いよ~」とは言っていましたが迷っている様に見えました。それでも、行先がほぼ決定しましたのでまず家を売ることにしました。売ったお金でローンを組まずに次を買うことになりますので、できる限り高く買って下さる方を探さなくてはいけません。これはかなり難しそうです。とりあえず、ネットで5社に一括査定を依頼しました。「査定依頼」のボタンを押した3秒後、N社から電話がかかってきました。ビックリです。取り合えずお話を・・・という事になり、週末に来て頂くお約束をしました。その後、S社・R社・W社の計4社の営業さんからそれぞれお話しを伺いました。残すO社さんとはメールのやり取りのみで物件の紹介のみをお願いしています。

査定価格は幅があり、2000万円もの開きがありました。土地は80坪近くありますが、形が悪いため

分筆ができず、査定は下がります。交通の便は良く徒歩圏内で買い物のできる大型スーパーがあり、保育園や小中学校も近いです。周りでの売買価格を参考にしてR社さんでお願いすることにしました。

私は、主人がもう少し仕事を続けたければそれからの移住でも良いと思っていましたが、7月のある日パソコンの苦手な主人が、辞表をプリントアウトしてほしいと言ってきました。 

心臓を病んでいることもあり、できるだけ身体が自由に動くうちにのんびり好きな事をしてもらいたいと思っていたので、退職の決心がついた事には少しほっとしました。と言うと周りの友人は「仲良しだねぇ」と言いますが、実は大半は自分のためです。無理をして寝たきりになったら、病院で治療するような病気ではありませんので、介護生活が始まります。介護する方も大変ですが、される側もかなり辛い日々になる事は明らかです。今のご時世、年金生活も一人では成り立たなくなってきました。夫婦ふたりで細く長く生きなければいけない時代です。母は18年前に父か亡くなり遺族年金を頂いていますが、62歳で主人がもらえる年金より多いです。掛けた額は父より主人の方が多いはずなのですが、これも現実です。

「所詮は他人」の夫婦が子供を介さず、どこまで譲り合いストレスを溜めずに日々ハリのある生活を送ることができるか、食べるものに気を付けて、適度に運動をしてよく眠りよく笑う・・・そんな事が果たしてできるのか? 今はとにかくやってみるだけです。

主人の周りからは60歳過ぎてから「何を考えているのか」「奥さんはバカか」などご批判を頂いているようです。私の友人の中にもやめた方が良いと言う人もいますが、「すごいね〜」「偉いね〜」と言ってくれる人が多いです。褒められているのか呆れられているのかわかりませんが、言い出したら聞かない事は仲の良い友人なら知っているようです。最近になって、私も自覚しました。

子供たちの老後を考えると、少しでも資産として残せるものをと考えたりもしましたが、現実はあまくありません。特に静岡方面は住環境に加えて地震や津波の心配もありますので、土地の価格は名古屋より大幅に下がります。だからこそ、中古でも一戸建ての別荘が買えるのですから痛しかゆしですね。来年の春の桜は、伊豆高原で見られる事を願って夫婦とワンコ2匹、本格的に終活開始です。

 

 

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